海外就職・キャリアアップに必要なこと

■海外キャリアアップ(就職・転職)に必要なこと
海外キャリアアップだけでなく就職を決めるのには『売り込み』が必要です。それは行動力であって、色々と考えるだけ考えても、動かないことには始まりません。『動きながら考える』これが重要で、海外求人専門の求人誌や求人サイトを閲覧し自ら応募したり、人材紹介会社に登録したりするのが一般的。他にも海外での雇用をしている会社へメールを利用して対象企業(雇用主)へ、アポイントを取り付け業務内容を聞き面接をしてもらうことも可能。また自らを売り込むために試用期間を設け無給での労働を申し出る人も少なからずいます。メールで問い合わせをする場合は、全ての企業(雇用主)が返信をしてくれるわけではないため、『数撃てば当たる』と考えポジティブとタフネスさが必要となります。それらを繰り返しているうちに海外キャリアアップ・海外就職に関する知識が増えていき、その経験は後々に役立ってくることでしょう。
ただ海外求人専門の求人誌や求人サイトを閲覧し自ら応募したり、人材紹介会社に登録したりすることは相当な労力が必要となるのも事実。もし海外キャリアアップ・海外就職の対象国や職種が決まっている場合は、現地の人材紹介会社に登録することをおすすめします。人材紹介会社に登録する際も『売り込み』が重要なので留意しておくと良いだろう。
海外キャリアアップ・海外就職の指南書には、海外で働くには一定の英語力(TOEIC850点以上)が必要と書かれていることが多いですが、それは間違い。なぜなら英語力だけを必要としているならば、何も現地人よりも給料が高く雇用に際する手続きが面倒な日本人を雇う必要性が皆無だからです。『なぜ日本人を雇うのか?』ということを考えて行動することが良いでしょう。
本来、日本人を相手に仕事をするのであれば、実務上英語を必要としないことが多々ありますが、全く英語が話せないとなると何かと不便なことが生じることがあります(例えば、現地スタッフが日本語を話せない場合など)。このため、採用基準に形式的に語学力(英語など)を問うとされている企業(雇用主)もあります。つまり、英語力というのは語学力が必須となる場合は別として、あまり神経質にならなくても大丈夫です。