日本人雇用の原則

■日本人雇用の原則
日本人雇用の原則は、日本人を雇用しなければならない理由がある職種であること。それは海外で日本人を雇うというのは、その国にいる労働者の労働機会を奪うことになるためです。但し国によっては産業や経済発展を促進を名目に技術者や専門家などに対する労働許可(ワークパーミット)の発給を優遇している場合もあります。

日本人を雇用しなければならない職種として有名なのが寿司職人や和食調理師があげられます。これらの職種は就労許可(ワークパーミット)の取得が容易に出来るようです。理由としては寿司職人や和食調理師は日本人でしか出来ない仕事だからです。他にも言葉が通じないと命に関わる仕事が有名例で、その仕事とはスキューバダイビングのインストラクターです。ただこればかりは働く国が凄く限定されてしまいます。

ちなみにレストランやウェイター・ウェイトレスといった職種だと就労許可(ワークパーミット)が取れないというわけでもありません。これも国によって異なるというのが正直なところですが、和食屋での接客となると日本が話せる日本人スタッフが必要だという理由で認められることがあります。また一般的な事務職や営業マン、その他特別な技能や資格が必要とされない職種に従事する場合でも就労許可(ワークパーミット)を取得出来る場合があります。それは書類上の操作によって取得してくれるため、企業(雇用主)側が「どうしても採用したい」という意向次第ということになります。
ただ企業側に対する太いコネクションがないと就職出来ないことが多いため、個人では何とも出来ないことがあります。そういった場合には人材紹介会社に登録して雇用の手助けをしてもらうと良いと思います。